
輝き(黒川)通信R5-vol.11
黒川 治です。
本日15時からの知事定例記者会見で、
県庁舎2号館及び議場棟の耐震診断の発表がありました。
前知事時代に耐震性に問題があるとして立て替えが決定していた
県庁舎ですが、一昨年の知事選挙において立て替えの有無が
争点となり、現知事は立て替えを一旦白紙に戻し改めて
耐震診断(時刻歴応答解析)を実施し
結果を得て今後の対応を考えるとしていました。
私は、何が何でも立て替えを進めろとの立場ではありませんでしたが、
昨年、県政改革方針を審議する「行財政運営調査特別委員会」で
県庁舎の再整備については「老朽化などで大地震への耐震性能が
十分でないことは調査済みの事実。
整備を一旦凍結するならば、県庁で働く職員の安全を担保するため
対策のスケジュールを早急に示すべき」と発言をしていました。
本日の発表では、2号館は長周期地震では大きな被害はない。
直下型地震でも倒壊・崩壊の可能性は低い。
また、議場棟でも長周期では大きな被害はない。
しかし、直下型では倒壊・崩壊の
恐れがある。というものでした。
今後の対応として、
令和7年度に1・2号館の移転を始め、移転後は建物を撤去。
(出勤率4割程度の配置計画を作成し、既存の県施設を最大限活用)
撤去後は、暫定措置として緑地整備し、
憩いの場・イベント広場・災害時の拠点として活用。
庁舎は働き方改革等を踏まえて新庁舎の整備を検討。
危険と診断された議場棟の安全対策は、
新議会と協議するとのことです。
以上、取り急ぎのご報告です。
が、是非とも議論の場に立ちたいと思います。
