黒川　治です。
第350回臨時県議会。総額（一般会計）で473憶３千万円の増額を
全会派賛成で可決致しました。
今回の補正は、6月の定例会で成立した第2次補正予算を補完し、
新型コロナウイルス感染症対策の充実・強化、
地域経済の早急な活性化・元気づくりの為のものです。
感染症対策の充実・強化では、
医療提供体制の強化―病床の確保　感染の拡大状況にあわせて
650床（重症120床、中軽症530床）あわせて、軽症無症状患者が待機療養する為の
宿泊療養700室の確保。
検査体制の強化―衛生研究所、民間検査機関、帰国者・接触者外来の検査体制の拡充を
図り、現行一日、1500件のPCR検査を2500件に検査体制を拡充。等

地域経済の活性化では、
離職者に対する雇用創出―5月の兵庫県の有効求人倍率が1.05倍で5か月連続低下し、
今後も状況が悪化した場合に、離職を余儀なくされた労働者等に対して500人規模の
つなぎ雇用を創出。等

知事は、議案の提案説明の際に感染の「次なる波」に備えつつ生活の日常化と
経済活動の早期回復を図る為の補正予算と話されました。
その為にはまず、
①クラスターの封じ込め
②濃厚接触者への積極的疫学調査による2次感染防止
③飲食店等クラスター源となり得る施設への出入り注意の要請
④感染拡大ガイドラインに基づく感染防止策の徹底
を重点的に取り組み、感染拡大を防がなければなりません。

また、私たちも感染拡大している地域への不要不急の往来自粛、
予防ガイドラインを遵守していない飲食店への出入り自粛、
３密回避やマスク着用等の実践に取り組みましょう。