輝き(黒川)通信H25-vol.39
たった今、日本サッカーチームが大金星を挙げました。
ベルギー相手に3対2のスコアでの勝利。
眠たい目を擦りながらのテレビ観戦の甲斐がありました。
さて、昨日からの県内調査は、淡路島南あわじ市からスタート。
「淡路島3年とらふぐ」というブランドで、全国の市場に出荷している
福良漁業協同組合を訪ね、組合長の操縦する船に乗って養殖現場を
見せて頂きました。
通常、養殖のトラフグは2年で出荷しますが、3年をかけて
じっくり育てることでサイズが大きくなり、
また、身も締まり甘味もあり評判になったものです。
3年ものにしたきっかけを伺うと、成長の悪かった年に、
それならと1年延長して育てたら「身の質が違う、おいしい」との声が
上がり取り組むようになったとのことでした。
調査後、組合長の工場で美味しい「てっさ」を頂きました。
「ご馳走様でした」
その後は、淡路県民局での所管事項調査や自社生産野菜の
加工・貯蔵・販売を行う企業を訪ね、取り組みを聞きました。
この企業の本業は、運送物流業ですが、平成23年より遊休農地を活用して
たまねぎの試験栽培を開始。
今年からは、耕作放棄地再生利用緊急対策事業を活用して
国営土地改良区の耕作放棄地を再生して農地の拡大をしているようです。
その取り組みとは
青果での流通は既存の価格競争に巻き込まれる、
また、貯蔵性が乏しいことから農産物を一次加工、冷凍保管、物流へ
一括した事業体制を目指しているとのこと。
驚いたことに、同様の農業参入をしている企業が
北淡路地だけで11社あります。
ほとんどが、建設業でした。
さて本日は、9時にホテルを出発し、就農スタートアップ支援事業を
行う農家訪ね加古郡へ。
東播磨県民局、小野市のフロート式太陽光発電、
北播磨県民局を視察し、午後5時30分ごろ
県庁に帰ります。