いまさらですが、無事にアメリカから帰ってきております。
かなりハードな日程でしたので、
帰国後は体調が思わしくありませんでしたが、今はもう、大丈夫。
元気に励んでいます。

先月の30～31日の二日間、
時差ボケも治っていないのに・・・
尼崎神社総代会の方々82名と一緒に、伊勢神宮に行って参りました。

私が、総代を務めます貴布禰神社の江田宮司から
一年も前からご案内を頂いていた
第62回 神宮式年遷宮 御白石持行事（おしろいしもちぎょうじ）に
参加の為です。

御存知のとおり、
『遷宮』とは、
20年ごとに、内宮、外宮の御正殿や別宮の全ての社殿を造り替え、
神座を遷すことであり
持統天皇の時代690年に第1回目が行われ、
途中幾度かの中断は有りましたが、今回で62回目の式年遷宮となります。

そして『 御白石持行事』とは、
その遷宮の諸行事のひとつで、
遷宮後は、立ち入ることの出来ない新宮の御垣内、
真新しい御正殿の近くまで進み、
新しい御正殿の敷地に敷き詰める、宮川より、
拾い集めた「御白石」を奉納するものです。

永く、伊勢市民のみに許された特権でしたが、
第60回式年遷宮から、一日 神領民制度が始まり、
全国の神宮崇敬者も参加できるようになり
3回目の今回からは、特別神領民と改称し、
全国から多くの方々が参加をされたようです。

実は、私は前回 20年前にもご縁を頂き、
御白石行事に参加を致しております。
20年前は、『内宮』に今回は、『外宮』への奉納となりました。

「白石を 踏み進みゆく 我が前に 光に映えて 新宮は立つ」
今上陛下が前回の御遷宮の後にお参りされた際、詠まれたお歌です。
頂いた資料にあった、「日本全国民を代表してのご奉仕であること」を、
肝に銘じてこれからも活動します。

以上、ご報告まで。