輝き(黒川)通信H24-vol.13

「震災がれき」の受け入れについて、県の説明会が昨日開かれ、
焼却施設を持つ市町に、がれきの焼却を要請しました。

しかし、焼却灰の最終処分場が、決まっていない現状では
判断出来ないとの声が相次いだようです。

実は、県では焼却灰の最終処分を『大阪湾広域臨海環境整備センター』
(フェニックス)への埋め立てにと、考えていますが、
国から海面埋め立ての安全性評価が、まだ示されていないのが現状です。

各市町の思いは、
協力はしたいけど、地域住民への安全性が担保されなければ
と言うところのようです。

同じ日に尼崎市が、
がれき受け入れについての基準を示したと、
新聞報道がありましたので、
市役所の担当者に話しを聞いてきました。

受け入れの最低基準を
国は、1kgあたり8,000 Bq(ベクレル)
関西広域連合は(1kgあたり2,000 Bq)と示したが
尼崎市は、最終処分場が決まったとしても
がれき焼却灰の放射線セシウムが、
「1kgあたり100 Bq以下 」
でなければ受け入れない、とする大変厳しいものです。
廃棄物の受け入れ検討と言いながら
受け入れない為の基準のように思えます。

市民の不安は、政府のいい加減な対応に責任があると考えますので
放射性物質の拡散や安全基準に対する
政府の的確な対応を求めたいです。



平成24年4月10日(火)


兵庫県議会議員
黒川  治

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