代表質問・一般質問と延べ4日間続いた本会議も
本日は委員会審査のため休会。

午前10時30分より、警察常任委員会が始まりました。
議案は、
一般会計補正予算のうち
東日本大震災の被災者支援対策費として
警察関係 1億2百47万9千円を審査するものでした。

兵庫県警察として、現在まで2万8千人が派遣され
その内、現地派遣に掛かった実費として
車両燃料費、保存水・軍手・マスク等の活動消耗品が、
2千663万9千円。

また、特殊勤務手当として
7千584万円です。

この、特殊手当とは警察職員が東日本大震災に
対処するための作業に従事したときに、支給されるものです。
（１） 危険を伴う救助作業
（２） 死体取扱作業
（３） 東京電力 株式会社 福島第一原子力発電所の敷地内等で行う作業
の三つに区分されています。
それぞれに危険であり、また心身に著しい負担が掛かる作業ばかりです。

ある議員よりの作業活動に関する質問に対し、

「派遣職員の安全対策をしっかり取り、任務を遂行致します」と

与えられた職務を全うするという、県警全体の気概を
感じる答弁がありました。

審査では、この勤務手当を支給するための、
条例改正も併せて審査し、共に全会一致で可決。
本会議での採決を得て、3月に遡り、支給されることになります。

ちなみに、被災地への警察関係 支援総額は
6月補正分と併せて、今年度
3億2千815万5千円となります。