雨の予報でありましたのに、
現在のところ、降り出す気配はありませんね。

今日は、天神祭り。
船渡卸（ふなとぎょ）や3,000発の奉納花火が楽しみです。
このまま、天気がもちますように・・・

さて、過日の東京出張での学校教育における拉致問題調査の報告です。

平成14年3月15日の閣議で、
人権教育・啓発に関する基本計画が決定されました。
この時点では、「各人権課題に対する取り組み」の中で、
拉致問題も取り組むようにされてるのみで、特出しされていませんでした。

その年（平成14年）9月の小泉純一郎元首相の北朝鮮訪問で、
国家としての犯罪行為を　金　正日最高指導者が認めました。が・・・
基本計画の一部が変更され、
「北朝鮮当局による拉致問題等」
が盛り込まれたのは、
それから、9年も経った
本年4月1日の閣議です。

私も、平成20年の予算委員会において
教育委員会に対し
「拉致問題も人権教育として、取組むべきである」
と発言しましたが
当局の答えは、「教科書にも載っているし、すでに解決すべき諸課題として
取組んでいる」とのものでした。
しかしながら、映画「めぐみ」アニメ「めぐみ」などの上映は、
ほとんど無く、私は「取り組みが」不十分と感じておりました

本年、5月26日付けで、
都道府県知事、都道府県教育委員会教育長宛に
「拉致問題に関する理解促進及び人権教育・啓発の推進について」
という、拉致担当大臣はじめ関係閣僚4名の署名入りの文書が
出されたのに併せて 映画「めぐみ」アニメ「めぐみ」を
学校教育の場で積極的に活用してほしいとのお願い文書も、
文科省及び内閣官房から出ています。

今までの、拉致問題に対する兵庫県教育委員会の
取り組みに腹立たしい気持ちを抱きながらも
子供達には、深く「拉致」という現実を認知する機会をつくり、
そして私達も今一度この問題解決に向けて
取り組んで行かなければと、思いを強くした調査となりました。

お子様やお孫様に学校での取り組みを
一度、聞いてみて下さい。