輝き(黒川)通信H23-vol.9

私は今、街頭や座談会の場で予算配分の見直しを訴えています。
予算配分は地域バランスを考慮して、県が行う事業展開を求めるものです。

平成22年度の県税収入、公共事業を県民局の割合で見ますと、
阪神南県民局管内(尼崎市・西宮市・芦屋市)は、
833億3千200万円の税を納めています。

これは、県税収入全体(5千458億円)の15.3%にあたりますが、
公共工事の割合金額は125億7千600万円の予算で、
構成比で見ますと12.8%になります。

それに対し、但馬県民局(豊岡市・養父市・朝来市・香美町・新温泉町)は
90億3千2百万円で1.7%でありますが、
その事業量は17.7%となります。

余りにも、配分のあり方が偏っているのではないのか?
と、本会議でも発言をして参りました。

配分の偏りに対し、納得いかない。といえば・・・

新年度の新規の目玉事業に「地域の夢 推進事業」
があります。

これは、県内各地の活性化のため総額15億円を
10県民局に配分するものですが、
阪神南県民局への配分は1億2千万円です。

説明を受けた時に、
「何故、1億5千万円ではないのか?」
と、尋ねると、
「面積等を考慮して・・・」と歯切れの悪い物でした。

多くの税を納めている、都市部にもそれなりの配分を
求めることは当然だと思うのですが。


平成23年2月25日(金)
午後11時35分
委員会を終えて

兵庫県議会議員
黒川  治

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