本日も10時から本会議。
先程（16時25分に）閉会しました。

昼の休憩時に議員団総会が開かれ、
今 議会に提出された議案や請願に対する会派としての対応について協議がありました。

その請願の一つに
「永住外国人への地方参政権付与の法制化に慎重な対応を求める」
意見書提出があり、 その願意を受けて賛成（採択）する旨の報告が
ありました。

実は兵庫県議会は平成7年に、
「定住外国人の地方参政権に関する」意見書を採択しています。
つまり、参政権付与を進めよと国に求めているのです。

現在でも、参政権付与に前向きな議会として見られています。

私が市議会議員 当時からも、この参政権問題はありましたが、
自民党政権下での実現はあり得ない。との思いに危機感が欠落しており、
各議会での意見書は形式だけとの認識でした。

しかし、昨年の民主党政権誕生により、情勢は大きく変わりました。

党幹部の言動や、参政権付与を前提とした推進団体の選挙応援など、
いつ成立してもおかしくない状況となりました。

ここに至り、全国各地の県市町村議会で反対の議決が相次ぎ、
少なからず、政府の対応を鈍らせています。
（民主党内のゴタゴタで、それどころではないのが本当のところ）

その様な中、兵庫県議会では、
自民党でさえ、この問題に対しては、明確な態度が出せませんでした。

私は何度も、先の意見書（平成７年）を覆し、
反対との姿勢を示すべきだと発言して参りましたが・・・

今回やっと、自民党議員団として「待った」をかける意志を表す事が
出来ましたが、 残念ながら県議会全体としては、反対（つまり、
参政権を認めろ）の声も多く、国への意見書は提出が出来ない
見込みですが、今後も引き続き、国益を守る為の活動を
日本国の地方議員として取り組んで参ります。