輝き(黒川)通信H22-vol.19
県内調査一日目。
最初は『県立有馬高等学校』
この学校には
「総合学科部(定員840名)」と
「人と自然科(120名)」の2学科が有り
特に、「人と自然科」は、全国でも有馬高校だけとか。
この学科は、21世紀の地球温暖化や環境問題、
食糧問題などについて、農作物の栽培プロジェクトを中心に、
人と自然の共生を目指した学習を展開しています。
校長先生は、「農業の素晴らしさを教えたい」と
おっしゃっており、実践としても、地域オープン講座として
クラインガルテン(市民農園)やフラワーアレンジを学習した
生徒が地域の方々に指導するなど、好評を得ているということです。
同校には、定時制課程もあり、
102名(定員160名)の生徒が通っておりますが、
他の定時制高校と変わらず、途中退学など、厳しい現実がある
と言っておられました。
しかし、生徒総会を開いたり、修学旅行先でのボランティア活動や、
揃いの体操服を着たり、と他では見られない自主的な活動をしており、
全国から多くの視察が来る定時制高校のようです。
説明の後、校内を歩きました。
夏休みの課題、授業の一環として農作業に励む、生徒の表情は
皆、明るかったです。
今から、次の視察先に向かいます。