『与布土ダム契約』
契約金額 48億900万円のダム事業の話。

昨日の建設委員会で可決をして
本日の本会議で正式決定。との、運びでしたが・・・
「審査延期」とあいなりました。

民主党会派の、国庫補助金について
「国の動向がわからない」
「確信が取れてから」
という動議（審査の延期）に公明、共産が賛成した為です。
委員会の始まる前に民主党から、委員長の私に
ダム実現の為の延期であるから、
本日の委員会で審査をし、採決を取れば、会派として
「反対、せざるえない」との脅しとも取れる説明が有り、
委員会定時開催が不可となりました。

ダム建設現場を2度訪れ、
地域の方々の切実なる声を聞いてきた私は、
工事着工の為には致し方がない。との思いを、
総会で発言をしました。

しかし、従来、国からの補助事業でも、地方で議決するのが通例です。
いかにも、作為的なものを感じます。

賛成ありきの行動ならば、何故、国の動向を窺う必要があるのでしょうか？
地元議会として地域の声（早期完成）の実現に向け、
採決を速やかに行い、与党政党として強く政府に働き掛けるべきが
本来の姿ではないのか。

今回の民主党の動きには、釈然としないものが正直あります。

総会での結論は、民主党の提案を受け入れず、
あくまで審査を行い、粛々と賛成で望むとなりましたが、
その情報を得て慌てた民主党が、反対ではなく公明・共産に
延期を働きかけた結果、5時間ほど遅れで、開催された委員会において、
「審査延期」という形をとることとなりました。

ある種、ケチの付いた議案であります。
（入札延期・入札に係る報道）
まだまだ、何があるかわかりません。が・・・
各々の思惑に左右されるのではなく、あくまでも地域の要望を第一に考え
信念を持って審議してまいりたいと思っております。