輝き(黒川)通信R4-vol.5

黒川 治です。

昨日(3/30)県議会は、
新年度一般会計(2兆3833億円)特別会計(1兆5943億円)
企業会計(2706億円)等を可決し閉会しました。
今議会では、当初提出された「行財政の運営に関する条例」の
一部改正案について、我々議会より異論が噴出し、
県側が改正案を撤回し一部を修正し新たに提案されました。
新聞報道によりますと、記録の残る昭和34年以降
議会側の指摘を受けての撤回は初めての事。

私は行財政運営調査特別委員会理事として、
この条例改正の審議に臨みました。
昨日も、確認する意味も込めて齋藤知事に質疑をいたしました。
その一部のやりとりが今朝の産経新聞にありましたので引用します。

この日の特別委員会では各議員から改めて苦言が相次いだ。
自民党議員団の黒川 治委員は、齋藤元彦知事が議会と議論しながら
条例改正をよりよくする考えを示していたことに対し
「もまれることを前提に(議案)出すのはいかがか。
しっかりしたものを出して欲しい」と注文した。
齋藤知事は各委員からの指摘を受け「反省すべき点があった」と陳謝。
「大事なのは議会と議論していくこと。プロセスを大事にしていきたい」
と述べた。

知事の言われるように、私(達)も議論を深めることには
吝かではありません。
むしろ、臨むところですが、
今回は提案説明の時から「原案ですので議論してほしい」と
不完全なものを提出し、 議会側が反発をすると撤回し、
議会側の要求をほぼ受け入れた修正案では、
議論を深めたとはいえません。

議案に対しことある毎に修正を繰り返すのでは無く、
それまでに議論を闘わせ「良いものを作り上げる」
その事が大切だと思っています。

令和4331日(木)




兵庫県議会議員
黒川  治

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