黒川　治です。

９月を迎えても一向に収束の兆しが見えないコロナ禍の日々が続きます。
11月からの行動制限緩和案が報じられていますが、
昨夜、緊急事態宣言が兵庫県を含め１９都道府県で延長されることが
決定されました。
第5波の感染はピークアウトしたとの見方も有りますが、
以前、医療現場は逼迫し入院を待つ多くの感染者が
自宅での待機を強いられ厳しい状況が続いています。
兵庫県でも21日に開会する定例会（10月22日まで）において、
コロナ感染症対策に関する補正予算を審議し、
一日も早い施策運用に努めます。

さて、
齋藤元彦知事にとって初めてとなる定例会は、
本会議場で所信を含めた提案説明になると思います。
補正予算・令和2年決算・条例案など43案件の議案の他
兵庫県政に対する思い決意を伺いたいと思っています。
また、「行財政運営調査特別委員会」(仮)が設置される予定であり、
私は自民党議員団の代表の一人として選出される委員予定者です。
兵庫県は、阪神淡路大震災からの創造的復興の過程で悪化した財政の
再建に向け 「行財政構造改革の推進に関する条例」（平成20年度）を
制定し、取り組んだ行革プランの目標を平成30年度に達成しましたが、
様々な社会情勢の変化等、行財政を取り巻く環境は依然として
厳しい状況にあります。
こうした中でも、確実に施策展開を行えるよう議論をする委員会です。

そうして知事は行財政運営方針の見直しを公約に掲げていましたので、
どのような見直しを行うのか、しっかりと聞き、
適切な行財政を進める為に議論して参ります。