輝き(黒川)通信R2-vol.28

黒川 治です。

自民党(国会)内で「夫婦別姓」問題で議論が紛糾しています。
政府の男女共同参画会議が答申の中に、
選択的夫婦別姓制度導入について「検討を進める」と示されました。
自民党では内閣第1部会と女性活躍推進特別委員会で
議論が進められていますが、昨日も別姓推進派と慎重(反対)派との
意見が平行線をたどり結論は次回に持ち越されました。

選択的夫婦別姓導入については以前よりあり、
私が秘書時代の平成8年当時も自民党本部の朝の勉強会で
「夫婦別姓」がテーマに上がっていました。
(自民党にも賛成者はいました)
県議会にも何度か別姓導入の請願が出されています。
今議会においても「選択的夫婦別姓の導入へ一日も早い民法改正を求める」
意見書が提出されました。
結果は、自民、維新の反対で不採択となりましたが、
全国的には地方の49議会(県・市等)が意見書を採択(賛成)し、
そのうち17議会は全会派一致であったようです。(10月22日現在)

ところで、今 議論されているのは選択的に別姓制度を導入するのか、
夫婦は同姓を名乗り通称(旧姓)使用の拡充で対応出来るので、
現状の制度維持で良いとする意見です。

私は「夫婦別姓は家族の在り方に深く関わる問題。
夫婦別姓は親子別姓であり、当事者(夫婦)だけではなく
子供の事も考えなければならない」として、
反対の立場を取っています。これからも、そうです。

そこで、新たな制度提唱を稲田朋美衆議院議員がされています。
「婚前氏続称制度」と呼ばれるものです。

「稲田朋美は婚前氏続称制度を提唱しています。
結婚した際、今まで通りどちらかの姓をファミリーネームとして
決めますので、子供はその姓を名乗りますし、その姓を継承します。
ただ、旧姓を使い続けたい人(家を残したい人)は
それを戸籍に併記する形で、少なくともその方の一代は
戸籍に名前を残すことができます。
家が潰れるまで50年程度の猶予ができるわけですから
その間に養子縁組もできるでしょう」
稲田代議士 秘書 大河内茂太氏FBより

先ほど、大河内秘書に連絡を取り制度についての
詳しい説明の場を求めました。
自民党議員団でも、今一度改めて制度について勉強をしよう
との声が出ていますので、通称使用拡大、婚前氏続称制度を
しっかり勉強し考えを纏め家庭・家族を守り、戸籍制度を守る活動を
兵庫からから発信したいと思います。

令和2年12月9日(水) 午後3時15分
自民党控室にて




兵庫県議会議員
黒川  治

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