黒川　治です。

昨日、第351回　定例県議会が開会しました。
会期は10月22日迄の30日間です。
今定例会で私は、決算特別委員会委員とし
平成31年度・令和元年度の決算審査に臨みます。
決算委員会の審議日程は10月1日から19日。
今日現在、どの部局の質問に立つか分かりませんが、
決まりましたら、審議状況も含めてご報告致します。

さて、昨日の本会議で知事は、今定例会で提出した第4次補正予算案は
（一般会計　1,864億4,400万円　公営企業会計　362,200万円）

第1に新型コロナウイルス感染症への対応

1.医療提供・検査体制及び感染拡大防止対策の充実
　（インフルエンザとコロナの同時流行に備え２５０カ所で
　2つの感染症の検査・相談等が出来る体制をつくる）等

2.地域経済の活性化・地域の元気づくり
　（観光・誘客促進支援）等

第2にポストコロナ社会を見据えた兵庫の基盤づくり

1.県民の安全・安心の基盤づくり
　（道路事業等の社会基盤整備・台風災害への備え）

2.新時代に向けた情報基盤・交流基盤等の構築
　（県立学校での一人１台タブレット利用、県庁内テレビ会議本格導入）等

を基本方針とする緊急対策として編成したと述べられました。
また、宝塚市での事件を受けて「ボーガンの安全な使用及び
適正な管理の確保に関する条例」案件も提出されています。

今後の財政状況は、新型コロナウイルス感染症の影響による消費の低迷や
景気の悪化により、法人関係税や地方消費税はじめ、
税全般にわたり当初予算を大きく下回ることが懸念されており、
今年度の税収が1,000億円減少すると見込まれ大変に厳しい財政状況です。
（因みに今年度の当初予算では県税収入は8,566億円を計上しています）

当然令和3年度、つまり来年度の予算編成は更に厳しいと覚悟しなければなりません。
議会としても、財政運営のあり方や各事業をしっかり見定めて参ります。